埼玉県では、2026年4月から水道料金のもととなる「水道用水」の料金が値上げされました。
「水道料金が上がると、毎月の負担も大きくなってしまうのでは?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
今回の値上げは、埼玉県が市町村などに水道水を供給するときの料金が上がるというものです。そのため、実際に家庭や事業所が支払う水道料金については、地域によって値上げの時期や金額が異なります。
県内では、水道料金の負担を減らすために、一定期間の基本料金を減免するなどの支援を行っている自治体もあります。
ただし、こうした支援には期間や対象などの条件があるため、支援を受けている間だけでなく、その後の水道料金についても考えておくことが大切です。
そこで今回は、埼玉県の水道料金値上げについて分かりやすく解説するとともに、水道料金の負担を抑えるために今からできる「節水」対策についてご紹介します。
埼玉県で水道料金が値上げされたのはなぜ?
まずは、今回の水道料金値上げについて簡単に確認しておきましょう。
埼玉県では、2026年4月1日から県営水道の水道用水料金が改定されました。
これまでの水道用水料金は1㎥あたり61.78円でしたが、改定後は74.74円となり、約21%の値上げとなっています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/c1304/90d00-01yousui/90d00-02suidouryoukin.html(埼玉県ホームページより引用)
ここで注意したいのが、これは「埼玉県民全員の水道料金が一律21%値上げされる」という意味ではないことです。
県営水道から水道水の供給を受けている市町などが、各地域の水道事業の状況に応じて料金を設定するため、実際の水道料金への影響は自治体によって異なります。
では、なぜ今回、水道用水料金の値上げが行われたのでしょうか。
水道施設の老朽化や維持管理費の増加が背景に
水道は、蛇口をひねればいつでも水が出てくる便利なインフラですが、その裏側では浄水場や水道管など、多くの設備が使われています。
こうした設備も年月とともに老朽化するため、修繕や更新が必要になります。
さらに、近年は電気料金や物価、人件費など、水道事業にかかるさまざまなコストも上昇しています。
今後も安全で安定した水道水を供給していくためには、こうした設備の維持・更新に必要な費用を確保する必要があります。
今回の料金改定も、こうした水道事業を取り巻く環境の変化が背景の1つとなっています。
埼玉県内では水道料金値上げへの支援策も
水道料金の値上げによる負担を少しでも抑えるため、埼玉県内では自治体によってさまざまな支援策が実施されています。
ただし、支援内容や対象期間は自治体によって異なるため、自分が住んでいる地域や事業所の所在地に合わせて確認することが大切です。
- 行田市:基本料金を2026年2月~2027年1月検針分まで無料化
- 鴻巣市:基本料金4か月分免除→さらに延長
- 深谷市:基本料金の減額を実施
- さいたま市:2026年7月検針分まで基本料金を減額
https://www.city.gyoda.lg.jp/soshiki/toshiseibibu/suido/oshirase/9747.html(行田市ホームページより引用)
https://www.city.kounosu.saitama.jp/site/suidou/16222.html(鴻巣市ホームページより引用)
https://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/kankyosuido/eigyo/tanto/josuido/ryokin/19506.html(深谷市ホームページより引用)
https://www.city.saitama.lg.jp/001/006/002/045/002/p121649.html(さいたま市ホームページより引用)
水道料金値上げに備えて今からできること
では、具体的に何から始めればよいのでしょうか。
いきなり節水設備を導入するのではなく、まずは現在の水の使い方を確認することから始めましょう。
①現在の水道使用量を確認する
まず確認したいのが、現在どれくらいの水を使用しているのかという点です。
検針票や水道料金の明細を確認し、
- 毎月どれくらい水を使用しているか
- 前月と比べて増えていないか
- 前年と比べて使用量が増えていないか
などをチェックしてみましょう。
事業所の場合は、単純に「水道料金がいくらか」だけを見るのではなく、どの場所で水を多く使用しているのかを考えることも重要です。
②水漏れや水の出しっぱなしがないか確認する
節水を考える際には、まず「無駄に水が流れていないか」を確認しましょう。
例えば、
- 蛇口から水がポタポタ漏れている
- トイレの水が止まりきらない
- 水を使っていない時間帯にもメーターが動いている
- 蛇口を必要以上に大きく開けている
といったケースです。
こうした状態があれば、節水設備を導入する前に修理や使い方の見直しを行う必要があります。
水道料金の値上げ対策には「節水」が有効

水道料金そのものの値上げを止めることはできません。
だからこそ、今後の水道料金負担を考えるうえでは、「1回あたりに使う水の量を減らす」という考え方が重要になります。
特に蛇口は、オフィスや施設などで毎日何度も使用される場所です。
例えば手洗いなど、1回の使用量だけを見ると大きな差がないように感じても、従業員や利用者が毎日繰り返し使用すれば、長期的には使用水量の削減につながります。
そこで検討したいのが、蛇口そのものの水量を抑える節水機器です。
蛇口からの節水をサポートする「ATOM」
弊社では、蛇口に取り付けて使用できる節水機器「ATOM」を取り扱っています。
ATOMは、蛇口から出る水の流量を抑えることで、日常的な水の使用量削減をサポートする節水機器です。
水道料金の値上げ対策として節水を考える場合、使う人が毎回「水を少なく使おう」と意識するだけでは、なかなか継続するのが難しいこともあります。
その点、蛇口に節水機器を取り付けて水量そのものを見直せば、普段の使い方を大きく変えずに節水を続けやすくなります。
また、ATOMは水流に空気を取り込むことで、単純に水量を減らすだけではなく、使用時の感覚にも配慮した設計となっています。
ATOMはこんな施設の節水対策におすすめ
ATOMは、日常的に蛇口を使用するさまざまな施設での節水対策に活用できます。
福祉施設
入居者やスタッフが洗面所などを日常的に使用する福祉施設では、毎日の水使用量が積み重なります。蛇口からの水量を見直すことで、施設全体の節水対策につなげられます。
スポーツジム
スポーツジムでは、トイレや洗面所だけでなくシャワーなど、多くの場面で水を使用します。水を使う場所が多い施設だからこそ、使用量を見直せる場所から節水対策を行うことが重要です。
病院
病院では、スタッフや患者、来院者など、多くの人が日常的に水を使用します。特に使用頻度の高い洗面所などから節水を検討することで、継続的な水使用量の削減につながります。
飲食店・宿泊施設
飲食店では厨房や洗い場、宿泊施設では客室や共用スペースなど、水を使用する場所が多くあります。こうした施設では、設備や利用状況に合わせて節水できる場所を見つけることがポイントです。
埼玉県の水道料金値上げに備えて、今から節水対策を
節水対策では、単純に水の量を減らせばよいわけではありません。
例えば、必要以上に水量を減らしてしまうと、洗いにくくなったり、使用時に不便を感じたりする可能性があります。
そのため、
「どれくらい水を使っているのか」
「どこで水を多く使っているのか」
「どの程度まで節水できるのか」
を確認しながら、施設の使い方に合った方法を選ぶことが大切です。
「節水したいけれど、どこから始めればいいか分からない」という場合は、専門業者に相談してみるのも1つの方法です。
特に、毎日使用する蛇口は、節水対策を始めやすい場所の1つ。
「水道料金の値上げが気になる」
「施設の水道使用量を減らしたい」
「どこから節水を始めればいいか分からない」
このようなお悩みがありましたら、お気軽に弊社までご相談ください。
施設の使用状況などを踏まえ、最適な節水対策をご提案いたします。
