成長の先にあるものを見据えて
弊社は2007年の創業以来「成長し続ける」という理念を掲げ、印刷系インフラ市場を中心に社会の健全な発展に貢献すべく努めてまいりました。
こうした弊社の姿勢の先にあるものを改めて明確にし、持続的な企業価値の向上および企業理念に基づく経営強化を図りつつ次のステージを目指すため、2022年9月に経営理念の見直しを行いました。
社会・経済・経営・事業環境が激しく変化している今日、持続可能な社会を実現するためには、これから弊社が果たすべき役割について再考し、全従業員が共通して見据える未来を具体化した価値観が必要となります。
新たな経営理念では、弊社がこれまで培ってきた精神や企業文化の良い点を踏襲しつつ、弊社が普遍的に果たすべき使命を改めて定義しました。
NEXTの経営理念
+αを生み出し続け、明るい未来を創る
Visionなりたい姿
日本一のビジネスインフラ企業になる
Mission弊社の使命
お客様に喜びと安心を提供する
パートナーであり続ける
Value普遍的な価値観
+αを生み出すプロになる
プロになるためのNEXT行動指針
- 考動
- 深く広く考え、意思をもって行動する
- 柔軟
- 固定概念に囚われず、幅広い可能性を追求する
- 機敏
- 的確な判断と、素早い行動を心がける
- 変革
- 次へとつながる新たな価値を常に模索し続ける
- 責任
- 誠実さを持ち、目標に向かって価値を創造する
- 特色
- 個性を磨き、強みを発揮し、価値に変える
- 感謝
- ステークホルダーすべてに感謝の気持ちを伝える
- 共感
- 多様な価値観を認め合い、つながりを重視する
市場拡大の先にあるもの
弊社は、2007年の創業よりトナーカートリッジをメインとしたプリンタサプライ事業を中心に、飲食業界や病院・介護施設など、様々な市場の企業様へ向けた事業を展開しております。その背景には「+αを生み出し続け、明るい未来を創る」想いがありましたが、社内外の目から見て「トナーカートリッジの会社」という域を脱していないのが現状です。
現状を打破できなかった原因として、企業として市場拡大の先にあるものを明確に掲げてこなかったことが考えられます。明確なビジョンがないため、戦略・戦術が企業が求める形に紐付かず、不完全燃焼の状態になってしまったと振り返り、経営理念改定の際にミッション・ビジョン・バリューの具体化を意識しました。
顧客となる企業様が抱えるビジネスインフラの課題に対し、喜びと安心を提供するパートナーであり続けるには、印刷市場はもちろん、印刷以外の課題に対してもサポートしていける体制が不可欠です。どんな課題も解決できる「日本一のビジネスインフラ企業」になるには、当たり前に解決するだけではなく、+αを提供できるクオリティが重要と考えております。
プロセスの先にある結果を具体化
成長・挑戦といったキーワードはプロセスを指しており、そのプロセスを経た結果について、これまで弊社は明確に提示せず個人の裁量に委ねてきました。よく言えば「自由度の高い社風」ではありますが、悪く言うと「個人に依存しすぎている状態」で、企業としてどのような成長を目指しているかが不明瞭になり、個々の成長やモチベーションに格差が生じてしまうデメリットがありました。
ただ、成長・挑戦という行為は本来とても良いものです。その文化・マインド自体はそのまま踏襲し、成長や挑戦を経た企業・社員がどのような状態になるかに焦点を当てました。成長・挑戦を繰り返すことにより、個々のクオリティが上がりプロフェッショナルになっていきますが、NEXTが掲げるプロは「+αを生み出す」ことを不可欠とし、行動指針に掲げた8つの要素を経営陣・従業員ともに意識して行動してまいります。
ミッションとバリューを意識して実行していき、企業・社員ともに成長しながら結果を出しつつ、最終的にビジョンを実現する。
さらなる企業価値の向上を図り、持続的な成長の実現に向けて努めてまいりますので、引き続き、変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。